おうるです。
タイプの違いを知れば、しんどい子育てがラクになる!という「性格統計学」をもとにしてカウンセリングをしています。
「伝え方検定初級・中級」を学び、現在はひたすら息子に実践して自分の中に落とし込んでます。
頭で理解してもいざという時に言葉に出ないと、意味がありません。
日々のトレーニング&振り返りにより、自然に言葉に出てくるのが目標です。
さて、今回は年始に行った旅行の話。
性格タイプに合わせた声かけで、自己肯定感が上がっているためか、今回は本当にトラブルが少なかった〜!
全くないとは言わないですが、今までに比べると雲泥の差。
おそらくトラブルは2回かな?
そのうちの一つ、トラブルと言うよりも私が反省するべきことと新たな発見がありましたので振り返ってみたいと思います。
搭乗口でのイライラ
帰りの空港での話です。
飛行機に乗りこむとき、優先搭乗→グループ1→2→3の順番で呼ばれていくのですが、私たちはグループ3。
飛行機大好きな息子は、早く自分も飛行機に乗りたいとイライラし始めました。
搭乗口にたくさんの人がずらりと並ぶ様子を見て、
と怒って言うのです。
もう、これは困ったと思ったのですが、こんな時のための性格統計学。
息子に響く言葉である並ばないことによるデメリットを説明しようと
と言ったのですが、全然動いてくれません。
即効性がある性格統計学でも息子の頑固さには勝てなかったか…と思いましたが、いうことを聞かないのはいつものこと。
無理に言ってもいうことは聞きません。
とりあえず、順番に飛行機に乗るために私だけ並ぼうと行列の一番後ろに行こうすると、息子がコートの袖をグッとひっぱり怒ります。
でも最近は順番に並べるようになったはずなのにどうして??)
と思っていたら、
といいます。
ここで拒否してますます怒ってしまったら大変です。
とりあえず並ばず、搭乗口の近くで息子と一緒にいることにしました。
そんなことをしているあいだにグループ1、2の人が全て入り終え、今まで並んでいた人たちは全員いなくなり、息子がもともと陣取っていた場所からすっと中に入れたのです。
なんと、グループ3以降の人たちは並んでいなかったというオチ。。
そういえばたくさんの人たちが並んでおらず、搭乗口の周りをまばらに取り囲んでいました。
息子は早く飛行機に乗りたかったということもあったようなのですが、実はファーストクラスやプラチナメンバーの人たちが搭乗口のゲートを入る時に鳴る「パーン」という音を聞きたかったみたい。
(※席のグレード、マイレージ会員のランクによって搭乗口のゲートを通るときの音が違うらしい。)
しかも息子の中では目の前で並んでいた列はグループ1と2の列であり、自分が並ぶべき列ではないと分かっていたようです。
結果的に息子が正しかった。(←だったらちゃんと説明してよ〜)
息子の性格と私の性格
性格統計学のタイプで息子はロジカルタイプで合理的なタイプです。
自分にとって必要ではないと思うことは、人に言われても絶対やりません。
一方、私はピースプランニングタイプで、他の人に迷惑になってはいけないという思いが強い性格傾向です。
今回、飛行機の搭乗するルールを理解できていない私が、周りの様子を見てきっとそうだろうと「並ぶこと」を息子に押し付けていました。
しかし、息子は必要がないとわかっていたので全く響かなかったのです。
響かないのは伝え方の問題だけではない、うまく言えていないだけで、子どもにもちゃんとした理由があるんだな、と反省しました。
特に私は「家族は自分」と思っているピースタイプなので、自分の子どもには視野が狭くなり口うるさくなってしまいます。
周りのことを気にしすぎて口うるさく言うと、息子の自己肯定感を下げてしまいます。
『自分は人よりも口うるさくなりやすいと自覚し、息子に口出しするのを控えたい』と思いました。
さいごに
今まで「どうやったら息子がいうことを聞いてくれるのか?」ということばかり考えていましたが、『息子にも理由があること、私の性格タイプにも原因があったこと』にと気づきました。
性格統計学を学んでなければ、このことに気づかなかったかもしれません。
今回活用した性格統計学の知識は、伝え方コミュニケーション検定中級で学べます。