私の理想は「毎日息をするように料理、掃除、洗濯をしたい!」
でも実際は家にいる時間は長くたくさん時間があるはずなのに、いつもギリギリでうまくできていないなと感じています。
今日は、時間があるのになぜか家事がうまく進められない方に、おすすめな本を見つけたのでご紹介します。
勝間和代さんの「Neo Life hack」。
今回読んだこの本で面白いなと思ったのは「予算制約」という考え方です。
時間と気持ちにも「予算」がある
家計が予算をオーバーしてお金が足りなくなったら節約をしますよね。
お金と同じように時間と気持ちにも「予算制約」というものがあるので、時間や気持ちを使いすぎないように、制約の中でできることをすることを基本と考えます。
私は家事があまり好きではありません。
洗濯は毎朝、決まった時間に洗濯機を回すことがルーチンとなっているのですが、その他の家事についてはいつもその日に何をするのか決めます。
毎日ごはんは何を作ればいいのか、どこを掃除しようか、買い物はいつ行こうか。。
同じような毎日のはずなのに、毎日考えています。
アップルのスティーブ・ジョブズが毎日同じTシャツとジーンズを着ることで、毎日何を着るのか考えないようにしているという話、聞いたことありますか?
今日何を着るのか考えることを減らし、少しでも他に考えるべきことに労力を割いていたそうです。
私にとって「どの家事をいつするのか」毎日考えることは、かなりストレスのかかること。
つまり、それは時間や気持ちに限りがある中、無駄に浪費していることになります。
そこで、「まずは家事を効率化することで時間や気持ちを使い過ぎないようにすることができるのでは?」と気づきました。
それに気づいてから、家事の効率化を色々試しています。
効率化することにより、時間や気持ちの浪費が少しずつ減ってきた実感を持てるようになりました。
家事にもゲーミフィケーションを取り入れる
家事を効率化する以外にも、時間や気持ちを使い過ぎない工夫がもう1つ。
それは「ゲーミフィケーション」です。
「ゲーミフィケーション」って聞いたことはありますか?
ゲーミフィケーションとはゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用することを言うのですが、ゲームのように夢中にさせて虜にする(はまらせる)仕組みです。
子どもだとわかりやすいところでスマイルゼミ、すらら、チャレンジタッチなどタブレット学習で取り入れられていますが、他にもいろんな場面でゲーミフィケーション要素を使ったシステムが増えてきています。
そんなゲーミフィケーションを家事にも取り入れ、報酬、達成感を得られれば、家事もモチベーションが上がって楽しくなれば、気持ちも消耗しないのかなと思います。
私が活用している1つが、ストアカの料理教室。
zoomで先生が教えてくれるのですが、私や他の受講生方はそれぞれ自宅のキッチンで料理を作ります。
場所は離れていますが一緒に料理を作っていると一人で頑張っている感じがないし、先生がたくさん褒めてくれるのでやる気が出ます。
- 楽しいレッスンが終われば、作った料理はその日の夕飯になる。
- 褒めてくれる「報酬がある」
- 一緒に頑張り達成感をともに味わえる「仲間がいる」
- 褒めて「承認してくれる先生がいる」。
私にとって「最高」以外の何者でもありません。
料理を作る気力がなかなか持てない時、これからもお世話になると思います。
やらなくていいことを決める
気持ちの余裕がない場合「やらなくてもいいこと」を決めることも重要だそうです。
よくていねいな暮らしをしている人たちを、雑誌やブログで見かけます。
季節ごとにインテリアを変えたり、ガーデニングをしていたり、ホテルのようなすっきりとした部屋を維持していたり、そんな姿は本当に素敵だし、憧れた時期もあって真似しようとしたこともありますが…私には無理でした。
自分のずぼらさに呆れましたが、そもそも優先順位が違ったようです。
おそらくそういう方たちは、そのていねいな暮らしによって高い満足感が得られるため継続できるのでしょう。
一方、私はていねいに暮らすためにする様々な手間に、ストレスを感じてしまいます。
簡単に効率的に暮らす方が、満足感が高く優先順位が高いのです。
今はミニマリストと呼ばれる人も増え、少ないもので豊かに生活するという考え方が広まっていますが、私はそういう人たちの暮らし方の方が好きです。
自分にとって重要ではないこと、不要なことを洗い出していくことが、優先順位をつけるのに大切
ということなので、ジョキジョキといらないことは切り捨てていきたいと思います!
おわりに
時間や気持ちにも予算制約があること、特に気持ちを使いすぎるという考え方は、すごく納得できました。
これからは自分の限られた気持ちの範囲で効率よく家事ができるよう、家事のシステムをより効率化していきたいなと思いました。