性格統計学を学んで、周りの人たちの行動が「ビジョン」「ピース」「ロジカル」のどれにあたるのか、観察するようになりました。
そして、自分が嬉しいと思った時、不快に思った時、何をされてなぜそう感じたのかについても分析するようになっています。
今日は、昨日ピースプランニングの私が好感を抱いた、DELLテクニカルサポートとのやり取りについて書いていこうと思います。
経緯
年末、クリスマスプレゼントとして息子にDELLのゲーミングパソコンを購入しました。
今はコロナの影響で注文から配送まで時間がかかるものが多いようで、年が明けて我が家にやってきました。
息子はNintendo Switchで遊ぶことが多いです。
ゲームが全て悪いと思わないのですが、Switchは受け身のゲームが多い。
好きなことからもっと興味の幅を広げられるといいなと思っていたので、息子からリクエストがあったのをきっかけに思い切って投資しました。
私は20年以上macユーザーで、病院看護師時代に少しWindowsの端末を触った程度です。
Windowsの設定にかなり手こずりました。
方法を検索しても全くわからなかったのがMinecraftのダウンロード。
Amazonでコードを購入したのですが、コードを入力してもエラーが出続けます。
そんな時、購入時にサポートを4年間つけたことを思い出し、連絡しました。
DELLテクニカルサポートとのやり取り
DELLのテクニカルサポートは、設定はもちろんゲームのダウンロードで困ったことがあれば何でも24時間360日、電話で対応してくれるというものです。
Apple製品を購入するときもAppleCareに入る慎重な我が家ですが、結局AppleCareにお世話になったことがなく、これもいるかなぁ?と思いつつサポートをつけていました。
サポートセンターというのは、過去の経験からいつも混んでいてつながりにくいのですが、DELLは休日の昼間にすぐつながりました。
電話で指示するだけでなく、遠隔操作で見てくれるのでパソコンの状態をうまく伝えられなくてもいいのは助かります。
さっそく現状を説明し見てもらったのですが、その方はちょっと経験が浅いのか「ちょっとお調べします」と保留になることが何度かありました。
Minecraftをダウンロードできたか試しに動かす際にも、「すみません、子どもがいつも遊ぶのは見ているのですが…」と言いながらMinecraftの操作がよくわからないと試行錯誤してくれました。
私の方は急いでなかったですし、別のやらなくてはいけないことをやりながら待つことができたのでそのことについて何も文句はなく、丁寧に対応してくれ問題も無事解決できたのでとても満足でした。
同じくらいの子どもがいるお母さんだな。休日に働いてて大変だなとか思って、その方に好感を持ちました。
最後に後でメールが送られてくることを説明され、電話を切りました。
そこで送られてきたメールが私的にはびっくりな内容で、
「さきほどは長時間に渡りお電話にてご対応ありがとうございました。
問題が解決されていらっしゃるとのことで大変安心いたしました。
また、私の拙い案内にも関わらず、終始寛大にご対応いただきまして、心より感謝しております。
お電話だと別の担当者に繋がる可能性が高いため、引き続き私にて対応させてください。
何かお困りの点、ご不明な点などがございましたら、本メールにご返信ください。」
といった内容のメールでした。
問題を解決してくれてこちらが感謝する立場なのに、「ありがとうございました」「心より感謝しております」と感謝してくれたこと、「引き続き私にて対応してください」という姿勢がピース的にはとても素晴らしいなと思ったのです。
正直、テクニカルサポートは困りごとを解決すれば誰でもいいわけです。
また今回の延長線上で困ったことがあれば、電話をかければ別の方に解決してもらえるはずです。
しかし、別の担当者に繋がると再度状況を説明したりして大変だろうから、また私に対応させてくださいといって言っているのでしょう。(と、私は受け取りました)
どこのカスタマーサポートも電話でつながっているときにはもちろん丁寧に接してくれますし、担当者の名前を覚えていれば、別の日でもその人を呼び出してまた対応してもらうことも可能でしょう。
でも「引き続き私にて対応してください」と言われたのは、DELLのテクニカルサポートが初めてでした。
その状況をロジカルタイプはどう捉えるか
上記のような出来事があったとロジカル夫に伝えました。
すると「ふーん」とそっけない。。
伝わらなかったのか?と思い、
このテクニカルサポートの対応すごくない?人を感じるサポートってすごくない?と説明し直したのですが、どこがいい対応なのかわからないようでした。
ロジカル的には、困りごとを解決してくれるのがテクニカルサポートで、解決してくれた結果は当然のこと。
無事解決してくれたのだから、そこまでの過程にはあまり興味がないのかもしれません。
騒ぐほどのことでもないという感じでしょうか。
おわりに
ピースタイプは相手から感謝されるといれしく、結論だけでなく理由やプロセスを知りたいという特徴があります。
私と同じ子育て中のママが、テクニカルサポートの仕事につき、まだ仕事には慣れないけれどていねいな対応でがんばるという姿を想像し、そしてその人に私は何もしていないのに感謝されたことで、今回、すごく気持ちのいい対応をしてもらったと感じたのは、私がピースタイプだから。
今まで接客を受けて「気持ちの良い対応だったな」と思ったことは何度もありますが、なぜ自分がそう思ったのか考えたこともありませんでしたが、分析するのもなかなかおもしろいです。
そして、ロジカル夫とそのことについて共感できなかったことも、今までなら「なんで通じないんだろう…」と思っていましたが、なんだかおかしく感じました。